1年前の今頃 あたしはひとつの予感に怯えてた
あたしの中で何かが終わり何かが始まる
巡り来る激動の日々の予感
それは奇しくも的中し 半年の間 あたしは虚空を彷徨った
それだけが総てだと そう思っていたから
それを失くしたときはただ呆然と戸惑うばかりで
自分のちっぽけさにせせらわらった
いつの時も 立ちはだかる壁はひとつ
自分が存在する意味と価値
あたしは ずっとわからないでいた
自分がなんなのかが わからなかった
凹んでは自問自答し 堕ちていく 悪循環
mindを読み返してみた
なんだか泣けた
辛く哀しい涙じゃない
私が欲しかったものが 今ここにあるから
そう実感することが出来るから 嬉しくて泣けた
人生の半分 節目に来てやっとほんまもんの幸せに巡り合った
私は人間の中で生きてる
辛いことも 哀しいことも 嫌なことも 多々ある
でも不思議やね
どんなことがあっても 今は平気なん
あなたが 私を認めてくれるから
あなたが側にいて 頭を撫でて 抱きしめてくれるから
総てが 癒されてしまう
私は ずっと愛情に飢えてた
私は ずっと ほんまもんの愛情が欲しかった
暖かい家庭が欲しかった
あなたに出逢えてよかった
私がずっと欲しかったものすべてを あなたがくれた
ずっとわからないでいた自分が存在する意味も価値も
あなたが教えてくれた
私はもう迷わない
生きててよかった
あの時死んじゃわなくてよかった
あなたに出逢って 心からそう思った
振り返れば 一寸先も見えない暗くて長い闇のトンネル
今 瞳を覆うばかりの眩しい光が 私を包んでる
私の第二の人生は今はじまったばかり
つづく