頬を打つ風が  こんなに痛いなんて

いつのまにか  街の色が変わってる


「おはよう」の声も白く

肩をすぼめて 歩いてる


注ぐ陽の まぶしさも

穏やかな 温もりに抱かれ

あの  活気めいた人々の歓声も

弾む足音もなく

静かなざわめきだけが  流れる


ありがとう

そして  さよなら  夏の恋


穏やかに 微笑って 

振り向けば

そこに

もうひとつの

笑顔があった

瞳が  違うね

いまの貴方が  きっと  ホントの貴方